2019年8月6日火曜日

世知辛魔法界・はたらくくるま・お盆の予定

 ハリーポッターの、不死鳥の騎士団の上巻を読み終える。前の巻を7月24日に読み終えたそうなので、日数がかかった。仕方ないだろう。なんか暗いんだもの。魔法界、すごく殺伐としていて、開戦前夜の自由がだんだん失われてゆく感じが、生々しすぎてするする読めない。敵はヴォルデモート(敵国)のはずなのに、国民にとって脅威なのは統制を強める軍部のほう、みたいな居心地の悪さを感じる。本来は味方であるべき存在が緊急時に牙を剥いてくると、それがいちおう味方であり、敵に対するように戦えない分だけ、余計にタチが悪いという。そして宿題が多い。ハリーたちも5年生になり、卒業後の就職を見据えた試験のための勉強が厳しさを増しているのだった。そんな、そんな不死鳥の騎士団の上巻の内容だった。暗すぎるだろう。1年生のときの、お前すげえやつだったんだよと手放しで称賛され、おもしろいお菓子をたくさん食べて、箒で飛んでみたら才能がすごくて、敵と戦って勝って、結果ハリーのおかげでグリフィンドールが優勝、みたいなハッピーストーリーはどこへ行ったんだ。あのときの華やぎはどこへ行ってしまったんだ。就職に有利な試験て。俺の思ってた魔法界と違う。下巻ではある程度なにかが改善するだろうか。まさかこれからの5冊、ずっとこんな感じなのか。そりゃあ最後はヴォルデモートに勝つんだろうが、それまではずっと暗いのか。つれえな。ハグリットが帰ってきたくらいの引きじゃあなかなかすぐに下巻に取り掛かれない。

 トラックでナンバープレートの横に、「危」というマークを着けたものがたまに走っている。これはけっこうよく見る。それよりも少しレアなものとして、「毒」というマークのトラック(タンク車)もいる。これと事故を起したらいったいどんなことになるんだろう、とちょっと緊張するやつだ。それぞれ積み荷や用途によって、表示が法律で決まっているんだろうと思う。僕はこれまでこの2種類しか、こういうものは見たことがないけれど、世の中にはもっとヤバい車がいて、もっとヤバい表示があるのではないかと思った。生息数の多さからして、「危」<「毒」というヤバさレベルになっていると思うので、「毒」よりもさらに上位のヤバさの車には、いったいどんな一文字が表示されるのか。信号待ちのとき、どんな表示の車が前後に来たら嫌か。「危」「毒」と来て、「病」は嫌だな、と思う。でもそれは救急車のことだ。さらに言えば「死」なんて本当に嫌だな、と思ったが、それは霊柩車である。いろんな車があるんだね。

 まだ1週間もあとのことなのではっきりしないが、どうもお盆のあたり、天候が悪いようじゃないか。いま南の海に台風が3つもできていて、それらがここから1週間、大いにお盆の日本列島を引っ掻き回すようだ。困る。今年のお盆の島根帰省では、例の外泊を断ったことにより、ひとり海水浴&温泉を実行する予定でいたのだが、それがままならないかもしれない。さらに言えば、その次の日にはなんと広島スタジアムへ巨人戦を観に行くという大イベントがあるのだが、それもままならないかもしれない。なんてこったよ……、と思うと同時に、友達と遊ぶ予定を立てたときにはわくわくしていたのに直前になると億劫で仕方なくなってくる例のパターン(久しく味わってない感情だが)で、まあ、それならそれで、いいか、とも思っている。さあどうなることやら。