2019年8月18日日曜日

夏休みの終わり・夏休みの終わり・夏休みの終わり

 ひとり暮し期間中に2度行った、夜に屋外プールで泳げるプールに、家族を連れて行った。金曜日のことだったか。夜プールという非日常感を家族にも味わわせるのが目的で、それはそれで叶ったのだけど、実はプールと言わず、夜に行動するということが子どもたちにとっては新鮮だったようで、道中の商店の看板に電飾が灯っているのを見て驚いたりしていた。箱入り娘たちだな。夜プールは相変わらず愉しかった。しかし台風明けで、水温も気温もそこまで高まっていなく、ちょっと肌寒かった。それで20分ほどそちらで遊んだあとは、年中やってる屋内のほうへ移動した。そちらは水温が、ぬるい風呂くらいに高められていたので、快適に遊ぶことができた。今年はよくプールに行く。

 ファルマンに散髪とヘアカラーをしてもらう。髪はずいぶん伸び、もさもさになっていた。主に側頭部らへんの量を減らしたほうがいいんだろうということは解っていたが、それをファルマンに頼むと、もれなく量だけでなく長さもバッサリいかれるので、それが嫌で頼めず、結果として横にも縦にももさもさした状態が醸成されるのだった。それでもやっぱり限度を超えて、頼まないわけにはいかなくなり、「量をね! 量をだよ!」としつこく確認するのだが、「わかった。ああわかった。わかってる」と鷹揚に頷くファルマンが、そう言いながら髪をけっこう短くすることは目に見えていたので、その哀しみを少しでも埋めるために、一緒にヘアカラーをして、少しでも愉しい気持ちに自分にもたらそうとするのだった。実際、また髪の内側は黒くなってきていた。前回ピンク色の液剤を使って、しかしちっともピンク色にならなかったので、今回は純粋にクリーム系の明るい色にした。だいぶ明るい色を選択したため、仕上がりに期待していたのだが、外側と内側の不均一は解消されたものの、色合いはぜんぜん愉しいものにならず、残念だった。結局あれか。ヘアカラーをどんなにしても、もともとの髪の色を抜かなければ、色味は茶色か、せいぜいベージュくらいにしかならないのだな。しかしなあ、ブリーチはさすがに髪および頭皮を傷つけそうで抵抗があるのだよな。ヘアカラーとブリーチのダメージの違いはよく知らないけれども。次以降、どうしたものかな。

 夏休みが終わろうとしていて、絶対に行くつもりだった海に台風で行けなくて、そして筋トレのモチベーションがゆるやかに低下している。夏の海で見事なシックスパックを披露、というのがひとつの道標だったので、それを通過してしまった今、どこを目指して進めばいいのか分からなくなってしまった。実際、海に行けてたらそれはシックスパックだったのか、と言われればそんなことはなく、そういう意味ではゴールは遠いのだが、ちょうど時期的にも、筋トレ本にもさんざん書いてあった、いわゆる中だるみのところであり、はじめてからここまでの数ヶ月は、贅肉が落ちて筋肉の影が徐々に見えはじめる愉しさがあったが、もう締まるべき部分は締まってしまい、これから先はとても微かに筋肉が増えていくという変化しかなく、そして薄着の季節も終わっていくわけで、なんか情熱の低下がひたひたと近寄ってきているのを感じる。まずい。筋肉がローンのように、まず実体を手にすることができて、それを差し押さえられないために月々せっせと分割払い(地道な筋トレ)していく、ということができればいいのに。