2022年12月16日金曜日

タイヤ交換・ワクチン接種・クラス担任

 まことに寒い。寒さってこんなにつらいものだったっけ、と呆然とするくらい寒い。一気に寒気がやってきて、先日などは短時間だが吹雪きさえしていた。年内に吹雪くかー、と日本海側の冬のスピード感をまざまざと思い知った。その寒波が来るという予報が出たところで、ファルマンとMRワゴンのタイヤの交換を行なった。フリードのほうは、もう少し前に、義父の車とともに業者に来てもらって既に交換していた。基本的に近所しか運転しないMRワゴンはそこまで急がなくてもいいだろうと暢気に構えていたのだが、思っていたよりも早い決行となった。そして今回、ファルマンとふたりで作業をした結果、われわれ夫婦はひとつの結論に至った。普通自動車は素人にはちょっと大変だけど、軽自動車ならそこまでじゃないから自分たちでタイヤ交換をやるという、義父の流儀をなんとなく踏襲して、この2年ほどをやってきたけれど、軽のタイヤ交換だって、ぜんぜん業者に頼むべきだ。やろうと思えばできることではあるけれど、だから自分たちでやったほうが常に得かと言えば、決してそんなことないのだ。1台2000円ほどである。そしてどうせ業者は義父の車とフリードのタイヤ交換のために呼ぶのだ。じゃあもうついでにMRワゴンもやってもらったほうが、心の底からぜんぜんいい。その2000円、ぜんぜん惜しくない。寒風吹きすさぶ中でのタイヤ交換、普通にとてもつらかった。できることならもう二度としたくない。あれが2000円で回避できるのなら、そのほうが断然いいと思った。次の、4ヶ月後くらいの、ノーマルタイヤへの交換から、そういうことでお願いしようと、夫婦で強く心に誓った。

 4回目の新型コロナウイルスワクチンを接種する。マスクもワクチンももう不要なんだよ、いまだにそんなことに拘泥している奴は思考停止の情報弱者なんだよ、という風潮もあり、そういうことを言う人々に対し、マスク着用やワクチン接種の重要性を訴える熱意も知識もないのだが、ただもう単純に、やっぱり受けておいたほうがいいかな、というほうに気持ちが振れたので受けることにした。というのも、もう1ヶ月ほど前になるが、ピイガが熱を出したことがあり、とうとうわが家にもコロナがやってきたかと暗澹たる気持ちになり、しかし抗原検査の結果は陰性だったので事なきを得たのだが、でもそのときに抱いた恐怖というのは想像していた以上に強かったので、やっぱりワクチンは受けておくに越したことはないな、と思いを改めたのだった。それまでは、3回目の副反応がけっこうハードだったこともあり、4回目からは逃げようと思っていた。思っていたんですけど、やっぱり受けることにしたんですよ、というエピソードを職場で披露したら、職場には高齢者が多いため、なかなか好評を得た。いちどは受けないスタンスを取りながら改心して受けることにした、というストーリーが、余計に老婆たちの心を掴んだと見えた。
 それで4回目の副反応だが、ファルマンはいつも通りの1日半くらいダウン、そして僕はほぼほぼなし、という結果だった。接種の予約が取れたのが平日で、次の日も普通に出勤だったため、副反応がひどかったら嫌だな、と思っていたので、本当によかった。
 受けたら受けたで、やはり安心感がある。寒さが増し、感染者数もどんどん増えてきていて、そして年末年始に突入するので、あのタイミングで決心し、なんとか予約が取れ、接種することができてよかった。

 2学期も終わるということで、子どもたちの個人面談が行なわれた。
 その際にそれぞれの担任から語られた子どもたちの評をファルマンが教えてくれ、なかなかおもしろかったので、ここに記録しておくことにする。
 まずポルガ。

・文章すごい。
・休み時間は自由帳が多いが、たまには人とも遊ぶ、誘われれば遊ぶ。
・自由帳を描き続けているので、男子にたまに「なに描いてるのー」などちょっかいっぽく言われることもあるが、意に介さない様子。実は心が痛いのではないかと心配しているが、行動がぶれる様子はない。
・係の仕事を忘れがち。周りの人がやっていても気づかず、言われないとやらないので、もう少し周りの様子を見れるようになるといい。
・勉強はよくできてるので、もっと難しい問題集を買ってやってみることをお勧めする。

 続いてピイガ。

・男子と鬼ごっこなど、日々元気いっぱい遊んでいる。
・自然と周りに人が集まってくるキャラクター。
・困っている人を助けてくれる。
・係の仕事を決して忘れず毎日やってくれている。
・勉強は、ノートがきれい。
・よく手を挙げて発表する。間違うこともあるが、再びくじけず発表する。
・テストはほどほどにちゃんとできている。
・一学期よりは、じっと座っていられるようになった。ものを机から落とす頻度も減った。
・分からないときちゃんと質問できるので偉い

 まあどちらもおおむね想像通りの学校生活なのだな、と思った。キャラが違っていておもしろい。そして教師というのは思っていた以上に生徒をちゃんと見てくれているようだ。時代だろうか。僕の小学校時代はたぶん、そんなことなかったと思う。あるいは地域性だろうか。学校給食がひどいことで名高い横浜市だからな。教育が崩壊しているのかもしれない。