2019年2月25日月曜日

ゾルフーザ・プロテイン・パーテーション

 ポルガがインフルエンザに罹る。春の到来を感じる今日この頃、今年は我が家はインフルエンザ禍を免れたなと安心していたら、しっかり2年連続で罹ったのだった。話を聞くと小学校の両隣の子がインフルエンザで学校を休んでいるという。両隣をインフルエンザで挟まれたなら、もはやオセロのルールに従うよりほかない。
 発症が土曜の深夜、日曜の明け方だったので、朝になって、市の持ち回りの休日診療をしている医院を調べ、連れてゆく。ちょうど割と家の近くの医院で助かった。タミフルでもリレンザでもなく、ゾルフーザというものを処方される。インフルエンザの特効薬って、家庭用ゲーム機くらいのペースで刷新されているような気がする。それにしてもゾルフーザってドラクエのラスボスっぽい。
 そしてさすがは新薬、1日経って、熱はすっかり下がり、元気になって逆に困っている。今のところ僕を含めて感染の兆候はない。このまま鎮火してほしい。

 3月の終わりごろの健康診断が予告され、対策を練っている。そのときだけ節制して数字を良くしたって意味なんかないという理屈で、これまでは別になにもしてこなかったのだけど、今年からは違う。なんかそのときばかりの数字でも、なるべく良くしたい気になった。そこに35歳という年齢のリアルさがあるのだと思う。
 数字を良くするとはどういうことかと言えば、それはもちろんγ‐GTPのことである。体重なんかは大した問題ではないのだ。とにかく僕の健康診断は、いつもγ‐GTPばかりが足を引っ張るのだ。それを健常な数値にしたい。
 というわけで3月は禁酒したろうかな、などと思う。休肝日ならぬ休肝月じゃい、などと豪胆なことを思う。なぜそんなことを思えるかと言えば、今がまだ3月ではないからだ。酒を飲むことを許されている2月だからだ。3月の俺かわいそ(笑)。
 3月はプールの月間フリーパスを買う心積もりもあり、ちょっと3月の僕は人間が変わるかもしれない。ブログにも、プロテインの話しか書かなくなるかもしれない。その場合は許してプロテイン。3月はこんなプロテインジョークが次々繰り出される予定。

 夫婦の部屋の模様替えをした。
 前回の家全体の模様替えによって、僕とファルマンのパソコンデスクが初めて横並びになった、ということを書いたが、これがやってみたらあまりよくなかったのだった。した直後から僕は「パーテーションを立てたい」などと言っていて、実際にちょっとしたボードを立てたりしていたのだが、それでもやっぱりどうもダメだった。居心地がよくなかったの僕だけじゃなく、ファルマンもまた「なんか落ち着かない」と言っていた。あとファルマンの椅子というのが、大社長が座るような図体のでかい物であり、これまでの配置は、ドア、ファルマンのデスク、僕のデスクという並びだったので、僕が僕のデスクに行くにあたり、ファルマンのその椅子がいちいち邪魔なのだった。そんなわけで不満が募り、再調整と相成った。
 新しい配置では、互いのデスクの背面を突き合わせる形、つまりわざわざ回り込まなければ相手のディスプレイは見られない形になり、ふたりで「ああこれがいい」と安息した。僕はファルマンと違っていかがわしいサイトとかを見るわけではないのだけど、それでもやっぱり、お花畑とか小動物とかの画像って、ひとりの世界で眺めたいものであり、今回の模様替えによって、これで安心していつでも自由に勃起したりできるな、とほっとしている。