2023年2月2日木曜日

続鈴カステラ・1月の報告・テーブル

 鈴カステラがないことを嘆く僕に、優しい妻が「ネットで注文すればいいじゃん。ほら、ここなら送料無料だから注文してあげるよ。いくつ買う?」と言ってくれたので、僕は「5個」と答えた。そうしたら数日後に、5袋の鈴カステラが無事に届いたので大喜びした。しかし喜んだのも束の間、その初めて目にしたメーカーの鈴カステラの、袋越しの見た目や感触が、どうも、前回の記事で言った、僕の求める鈴カステラの条件に適さないもののように感じられて、一転、暗雲に包まれた。食後、とりあえずひと袋を開けて食べてみる。果たして危惧した通り、それはさっくりタイプだった。ネットの画面でも窺えた外袋には、「しっとり!」という記述があったが、それは観念的なものだから、僕にとってはしっとりタイプじゃなくてさっくりタイプのものであっても、しっとり詐欺と訴えるわけにはいかない。さっくりタイプの鈴カステラというのは、あのいわゆるカステラの生地とは違い、どちらかと言えばブッセとか、ナボナとか、あるいは甘食のような、なんかそんな食感である。それは僕にとって鈴カステラではないし、鈴カステラではないけどこれはこれでおいしいよね、と言うにはちょっと嗜好からズレすぎてしまっている。さらには成分表を見たら、たんぱく質よりも脂質が高い。これも僕が求める鈴カステラの条件から外れる。そんなわけで、優しい妻には悪いが、失敗だった。それでも期限だけは長いので(そこがもう駄目な証拠だろう)、長いスパンで消費しようと思う。それにしても鈴カステラは店頭にない。イオンのトップバリューのものが好きだったので、店頭にないのならイオンのネットスーパーで買えばいいのではないか、と思って探るも、やはりない。どうしたって採算が合わなくなったか。これまでは100g入って90円とかだった。それはまあ、安すぎたかもしれない。75gで100円出す。どうか帰ってきてほしい。

 1月が終わった。上旬、ほとんど仕事をしないような、悠々とした日々を過したが、月間でその帳尻を合わすため、中旬下旬は土曜日も出勤の日が続いたため、結果的に仕事で疲弊した印象ばかりが強く残った月となった。
 プールはなんてったって寒いものだからあまり行けなかった、と書こうと思ったのだが、それでも8回行っている。ちなみにこれも配置のバランスが悪く、最後に行ったのは22日で、そこからあとは行っていない。さすがに寒波が来て気力が失せた。そして会員となっているプールは2月が丸々休業なので、泳ぎたい、会員だから行かないと損だ、でも寒い、という葛藤からは解放される。
 同じく射精に関しても、こう寒いとなんてったってちんこをズボンから出しづらいよ、そもそもエロい気持ちになりづらいよ、だから回数は極めて少ない、と書こうと思ったのだが、どっこいこちらは去年6月の集計開始以降、なぜか最高記録となった。本当になぜだろう。負けん気だろうか。普通に考えればそうなりそうな時候だからこそ、そうはさせるかと発奮したのかもしれない。骨みたいに硬いのに、反骨精神の塊。えらちんぽだな。

 夫婦の部屋にダイニングテーブルを設置する。おととしの年末に、リビングのテーブルを座卓に替え、テーブルは解体してずっと外の物置に入れてあったのだが、このたび、ここにテーブルがあればいいのではないかという思いが膨らみ、実行した次第である。かつてリビングにおいて、普通に家族で食事を摂るのに使っていたものなので、きちんとした大きさである。ただでさえ工業用ミシンやトレーニングベンチなどがあって狭いのに、果たして成立するだろうかと危ぶんだが、テーブルの下に、これまで部屋の隅に放置していた、布入れやショーツ入れを置けば、使用スペースはそんなに変わらないということで、なんとかなった。テーブルはなんのためかと言うと、作業台である。これまで裁断やアイロンを、僕はなんと床でやっていた。しかし長い時間やると、背中と腰が痛くなるのだった。これを解消するためには作業台があればいいのだと考え、物置のテーブルに白羽の矢を立てた。使用してみたところ、やはりいい。当然である。床よりいいに決まっている。脚の太い、頑丈なテーブルなので、裁断のローリングカッターの動きにもびくともしない。とても快適になった。去年、ショーツを130枚作る前に気づけばよかった。