2020年1月6日月曜日

ねずみ・ピイガ6歳・凄王

 昨年末に「今年の仲間内10大ニュース2019」を投稿したことで、年間の恒例行事は無事にすべて完了したのだった。多い。11月下旬から年末まで、恒例行事が多すぎる。皇室かよ、と思う。ちなみに本来ならば年始に干支4コマをアップしなければならず、だとすればそれも年賀状のように、年末のうちに準備をしておかないといけないのだが、それはもちろん年が明けた現時点でもやっていない。干支のネズミのキャラクターデザインそのものが、どうしたもんだろうかなあ、という感じで何度か紙に描いてみたりしたが、まだぜんぜん定まっていない。ネズミって既存のキャラクターが多いので扱いやすいような気がしていたが、案外そうでもない。なんとなく顔が尖っているイメージがあり、そうなってくるとかわいくしづらいのだった。まあでもほら、ネズミ年は1年あるから。

 ピイガが誕生日を迎えた。1月4日。なんともいえない日付だとしみじみと思う。三が日なら三が日で、もう親戚の集いの中で誕生日を祝ってしまえばいいと思う。でもそうじゃない(3日の25時半くらいに産まれたのだ)。その一方で、正月気分が完全に取り払われたかといえば、もちろんそうでもない。正月と日常のあわいの、まだ頭が現実に追いつかないぼんやりしている頃に、そこへ向けて誕生日の祝いの準備をしなければならないのである。これが6年目になっても慣れない。もしかしたらいつまでも戸惑うのかもしれないと思う。ケーキはクリスマスに続いて、オーソドックスないちごのショートケーキ。それにしてもいちごはやけに高かった。また1月4日の悪口みたいになるのだが、スーパーのチラシを眺めていたら、1月5日はいちごの日ということで、いちごがちょっとだけ安くなっていた。まったくもって間が悪い。
 それにしてもピイガが6歳。春からは小学生。まるで嘘のようだと思う。相変わらず小さいし。しかし小さいけど声はデカく、動作も激しく、わが家でいちばん音を発していることは間違いない。ポルガは基本的に物静かで、そして周囲のことを一切気にしない人間なので、その正反対であるピイガの存在は、とても尊い。ファルマンがダダかわいがってダダ甘やかすものだから、女王気質がいよいよ増長してきているきらいはあるが、今後も健やかに全力でバカ明るく生きていってほしいと思う。

 そんなわけで、今年の冬休みが終わる。長く愉しんだ。相変わらず家族や親類とばかりいて、他者とは一切絡まなかった。でもそれでいい。
 今年の目標としては、いろいろ思うことはあるが、一言でいうならば、ぼんやり生きたくないと思っているので、そのための具体的な方策として、「すごい」ってなるべくいわずに1年を過そうと思っている。実際の発言でも、文章でも、深く考えずに「すごい」っていい過ぎではないかと、昨年末にふと思ったのだった。だからこれまで「すごい」で済ましてしまっていたところを、ちゃんと別の表現でいうようにしようと思う。結果的にそれがぼんやり生きないことに繋がるのではないかな、と目論んでいる。目の付け所がすごいよね。