2018年3月19日月曜日

桜格言・バトントランス・ねっとりソープ

 今年は冬があれだけ寒かったから桜が咲くのも遅かろうな、と思ったら、もうあちこちで咲き始めているらしい。そしてそのニュースの際に言っていたが、「桜は冬が寒かった年ほど咲くのが早いと言われている」のだそうだ。根拠についてはよく知らないが、実際に今年はそうなっている。そしてこの「桜は冬が寒かった年ほど咲くのが早い」って、とても格言っぽいと思った。系譜として、「夜は明ける前がいちばん暗い」とか、「より高く跳ぶにはより深く身を屈めなければならない」とか、「しあわせの扉はせまい だからしゃがんで通るのね」なんかに連なる。だからさ、このブログを読んでくれてるすべてのみんな、絶対にあきらめちゃダメだかんな!

 気温の上昇とともにバトン熱が再び高まっていて、冬の間ほとんどファッションで持ってるだけだったそれを、昼休みの間ひたすら回している。先日公園で回していたところを、ファルマンが半笑いで動画で撮ってくれて(真意は不明)、それを見たら自分は自分が思っていた以上にバトンを華麗に回していて、自信と弾みがついたのだった。さらには最近になり、イヤフォンで音楽を聴きながら回すということをしていて、雑音が入らないのとリズムを意識できるのとで、すごく愉しくなった。曲は、ビートルズの「Ob-La-Di, Ob-La-Da」を、もともと好きなのもあるけれど、バトンを回すリズムに合っている気がして、リピートで流している。だからいつかステージに立つ際も、使用楽曲はそれでいくだろうと思う。「Ob-La-Di, Ob-La-Da」をリピートで流し、ひたすらバトンを回していると、一種のトランス状態みたいになって興奮してくる。そして午後、腕だっるだる。

 冬の間は保湿目的でニベアのボディーソープを使っていたのだけど、保湿性の分かりやすい証明ということなのか、液剤がとてもねっとりしていて、普通のボディーソープならばノズルの3センチ先くらいで、押し出した液剤をスポンジで受け止めるものだけど、これはまるで前に飛ばず、真下にネトーッと落下するのだった。だから最初に押したときはそのすべてを受け止め損ない、垂れ流した。なんかその、成分が濃厚だと液が重くて飛ばない感じ、すごくなにかを想起させるものがあり、毎回複雑な思いに浸りながら、その白い液体で体を擦っていた。冬の終わりと同時にこのたびそれをちょうど使い終わり、保湿は謳いつつもそこまでではないものに買い替えた。そうしたらちゃんと前に跳ぶようになり、なんとなく男性として安心する部分があった。