先日、男性器を硬くする方法についてネットで検索していたら(別にさしあたって困っているわけではなく、純粋な興味や、飽くなき向上心によるものである)、当たり前なのだけど、結局は生活習慣という答えで、その生活習慣とはどんなものかと言えば、適度な運動をして、ストレスを溜めず、栄養バランスのいい食事を摂り、そして質のいい睡眠をしっかり取ることだそうで、それはもちろんそうなのだろうが、でもそんなのもう男性器への作用に限った話ではなく、健康寿命そのものの話だろう、とも思った。
そして、それらの項目を高いクオリティで実現できていそうな人物として、真っ先に大谷翔平のことが浮かんだ。サイズ自体は持って生まれたものなのでどうしようもないが、硬さに関しては生活習慣に拠るところが大きいのだとすれば、よかったじゃないか、翔平はたぶんだいぶ硬い。「なんだかんだで大事なのは硬さ」ということが、女子界隈ではまことしやかに囁かれるという。だから翔平はサイズのことには拘泥せず、そのストイックな生活習慣の賜物である、日々の努力の結果としての硬さを誇ればいいんと思う。
願わくは、この記事が翔平の目に届きますように。
僕は数年前から、大谷翔平の男性器が小さいという前提で万事を考えることで、大谷と同時代を生きる同性である自分を肯定している。みんなも一緒にやるといいよ。
クマのニュースが本当に毎日伝えられている。これまでに較べての、急な露出の増加に、クマ界の首長が交代したのかな、などと思う。なんか他業界とかでキャリアを積んだ、めっちゃ辣腕のクマがトップに就いたことで、クマ全体の士気が上がり、それでこんなに活動を激しくしてるのかな、と。そんなふうに思うくらい、異様に日本各地でクマが躍動している。これまでとは一頭一頭の意識が違う。
ちなみにおらが島根県では、南部の中国山地のほうは当然として、西部の目撃情報も多いようだが、東部ではさすがに話を聞かない。話を聞かないが、ニュースに出てくる地元住民はよく「まさかこんな市街地で」と言うので、分かったもんじゃないな、とも思う。
先週、次女一家が兵庫に戻る際、みんなで出発を見送ったのだが、そのとき3歳の姪がお気に入りのクマのぬいぐるみを見失い、少し「クマは?」「えっ、クマどこ?」「ほら、クマ」「ああ、クマだよ、クマ」みたいなやりとりが大人たちで繰り広げられたので、僕はすかさず「みんなあんまり外でクマって言わないほうがいいよ! 近所の人が誤解するかもしれないだろ!」と一同に注意を促した。クマのことに過敏になりすぎている人という、とても不謹慎なギャグ。ゾンビ映画とかで最初に殺されるタイプ。そしてクマの出てき方、若干ゾンビ味もあるな、とも思う。
ユーキャンの流行語大賞の候補語が発表された。
われらがco大(言わずもがな、cozy ripple名言・流行語大賞のことである)の向こうを張るあちらの賞に、毎年エールを送るような気持ちでノミネート語についてやいのやいの言ってきたが、今年はあまりそんな気持ちにならない。うんざりしている。
ノミネート語についてやいのやいの言うという行為そのもの、そしてその中で必ず出てくる「流行語って言いつつ俺は聞いたことねーよ」「〇〇が入ってないなんてマジ忖度だよ」「やくみつるがうぜーよ」「流行語大賞そのものがもうオワコンだよ」などのフレーズに、もう飽き飽きしてしまった。もう誰も、なにも言わなくていい。言ってもいいけど、聞かさなくていい。完全に飽きた。今年も反射のように意見を述べている人は、気付いていないのだ。もう触れたら負けなのだ。「今年の漢字」は10年くらい前から既にそうなっている。流行語大賞もぼちぼちその気配が見えてきた。別に「終われ」と言っているわけではない。主催者はずっとやればいいと思う。その内容について第三者がツッコんだら負けだということだ。
ちなみにそれはco大の境地だとも言える。co大ほど第三者が関わらずに成立している賞は他にない。あちらの賞も、やっとその段階に来たということだと思う。