サッカーW杯の決勝トーナメント1回戦で日本代表が負けた。つまりベスト16。これまでベスト8に進んだことがないということで、悲願だったわけだが、残念な結果となった。僕自身は、そこに対する思い入れのようなものはもちろん持ち得ないわけだが、なんにしろかんにしろ、ギャグマンガ日和でも言われていた通り、トーナメントというのはそれだけで盛り上がるわけで、勝ち進んだらもっとおもしろかったのになー、という思いがある。軽いな。そりゃあ軽いよ。サッカー観たの4年半ぶりだよ。
最終試合となったクロアチア戦は、月曜日の深夜零時(つまり火曜日)キックオフという、真っ当な社会人にはずいぶんハードな日程で、もちろん試合が始まる前に就寝したわけだが、ふと2時20分あたりに目を覚まし、スマホで確認したら、1対1で延長戦をしていて、PK戦になりそうな気配だったので、これは観るべきだな、と思ってリビングに行き、テレビで決着がつくまでを見届けた。そしてそのあとまた寝た。
前回のスペイン戦しかり、今回のクロアチア戦しかり、僕の、試合中継を前にして寝るは寝るけど、終盤のわりといいタイミングで自然と目を覚ます能力は、どうもなかなかのものだな、と思った。サッカー日本代表は負けてしまったけれど、僕のこの能力は、もしかすると世界のベスト4くらいに食い込むかもしれない。
髪が長い。もう十分に結べるくらいに長い。嬉しい。いつから切っていないのだっけと日記を振り返った結果、今年の5月21日の「hophophop」に、長髪のままブリーチしてド金髪にしたらあまりにもヤバい感じになったので仕方なく切った、という記述があり、どうやらこれ以来切っていないようだ。つまり現在、6ヶ月半か。なかなかだな。ファルマンはもちろん「切らせろ」「切らせろ」と日々言ってくるのだが、こちらの心は盤石だ。「前髪が分かれておでこが出てて変だよ」とか、「小汚いよ」とか、「得体が知れないよ」とか、あの手この手で説得しようとしてくるが、「いい」「大丈夫」「ノーセンキュー」と、すべて泰然と受け流している。5月の当該記事に、「39歳の僕は、たぶん弓道部の副主将みたいな黒髪ポニーテールをしている」という文言があり、そこへの準備は着々と整いつつあると言える。なにぶんこれから寒くなる一方なので、切らないことへの大義名分があるのがありがたい。こんなに寒く、心身ともにやられかけている人間に、さらに首元を寒々しくしろって言うんですか。そんなの虐待じゃないですか。裾野市じゃないですか。