2020年4月7日火曜日

sjk・低脂肪乳・過ぎたるは及ばざるがごとし

 Twitterのフォロワーとかがぜんぜん増えない。ほぼ毎日、せっせと短歌などをアップしているというのに、ほぼ反応がない。反応なんてなくても気にしない、というスタンスでは決してやってないのだ。そもそもそんなスタンスだったらTwitterでやってない。いいねとかリツイートとかされて、たくさんの人に褒められたくてやっているのだ。なのに一向にそんな兆候が見られない。話がちがう、と思う。誰となにを話したわけでもないが、なんとなくそんな気持ちがある。そこで人気を獲得するためのマーケティングとして、人気のあるTwitterユーザーの傾向を探ってみることにした。
 そしてその結果、ひとつの真理に到達した。これはとても商業的価値のある真理である。しかし僕は出し惜しみなどしない。さらりと記す。
 女子高生は人気がある。
 これが真理である。結局のところ、女子高生なのだ。女子高生ならばなにを書いたっていいねとかリツイートとかされるし、女子高生じゃない人間がなにを書こうが女子高生じゃないという時点で得られる名声はたかが知れてる。
 だから僕も女子高生になろうと思う。これまでプロフィール欄には「ウサントタッバ!!」とだけ記していた。これがいけない。ウサントタッバの意味が、「出ていかないと殺す」であるということ以前に、とにかくこれでは女子高生じゃない。この時点でアウトだ。
 だからこれを「私立ウサントタッバ学園2年生」とする。さらには、「おっぱいがおっきすぎるのが悩みのタネ……」とも続ける。これでいいねもリツイートも爆発するはずである。ちなみに今日ツイートした短歌は、「一センチ、一ミリ先を追求す俺のチンポのアスリート性」です。これをsjkが詠んだのだと思うと、逆に興奮して、いいねボタンが連打されるのも必定だすな。

 最近スーパーやドラッグストアで売っている低脂肪乳で、紛い物みたいなのが売られているじゃないか。あれがとても嫌だ。どう紛い物かといえば、一般的な低脂肪乳が、その名前から想起(期待)される通りに、他の成分は牛乳(生乳)と遜色ないまま脂肪分だけがカットされているものであるのに対して、最近目にするそれは、たんぱく質などの必要な成分までもが半分くらいの度合になっているのだ。それでは意味がない。意味がないし、そんなに成分が薄いのに牛乳テイストということは、逆に要らない成分がいろいろ加工されているのだろうなあ、と嫌な気持ちになる。それなら買わなければいい、という話であり、実際に買わないわけだが、それで済む話ではない。なぜなら、「低脂肪乳」ということでそれだけしか陳列していない店の場合、ちゃんとした低脂肪乳を求めて、わざわざ別の店に行かなければならないからだ。そんなことが頻繁にあり、とても不便している。さらに近ごろ頓に、正規の低脂肪乳からその手の偽低脂肪乳へ乗り換える店が増えてきていて、問題の深刻度は日々増してきている。おそらくだが、たんぱく質などの成分が半分くらいになっているということは、生乳に対してそれだけ水増ししているということで、普通の低脂肪乳より原価が安いのだと思う。そして原価が安い分、仕入れ値も安いわけで、店としてもそちらを選びがちなのだと思う。しかし思うのだが、牛乳ではなく低脂肪乳を選ぶ輩というのはもうその時点で、これは僕がユーザー自身であるという立場から少し口幅ったいのだが、「意識が高い」わけじゃないか。成分表の数値とか、気にした上で低脂肪乳を選んでいるわけじゃないか。その輩を相手に、数値が脆弱な製品を投入しても、忌避されるだけで絶対に受け入れられないはずだ、と思う。メーカーおよび小売店には、ぜひこのことをご一考願いたい。社会的影響力のあるブログからの発信です。

 ちょっと前、なにかの折にエロ小説を大量に仕入れたのである。お前その歳になってまだ買うのか、という話で、いや、それはまあ、買うといえば買うわけで、キャンペーンなどでお買い得で手に入るとなると、それはもう喜び勇んで大量購入したりしたわけである。それで、手に入れたそれらを、唯一許された保管場所、ベッドの下の引き出しへと詰め込んだ。それはもう「詰め込む」という表現がぴったりの詰め込まれ具合で、もともと満員に近かったところへさらに大量に新しいメンバーが乗り込んできたものだから、引き出しはいよいよパンパンになった。そしてパンパンになったら、もう全体の見通しが立たなくなって、どんなものがあるのかも気軽に確認できなくなり、ふいにある1作品を思い出して、あれを読もうと思ってもとても発掘できなくて、結果的にパンパンになる前よりも、エロ小説との間に距離ができてしまった。過ぎたるは及ばざるがごとし、ということをしみじみと痛感しました、というエピソードでした。