季節の変わり目で、寒暖差も大きく、体調管理に四苦八苦している。さらには今週は子どもが順繰りに風邪を引いたこともあり(おろち湯ったり館のプールがいけなかった。やはり子どもは夏場以外のプールはダメなのだと悟った)、タイトロープの上を渡るような、とても緊迫した日々だった。結果的には必死の摂生により、大崩れは免れた。しかし喉に「おや?」というような気配はあったし、これもまた体調崩しかけの兆候のひとつに違いない、目がやけに痒くて充血して涙が出まくる、という症状も出た。目は軽い炎症のようで、目薬を差して、普通に過ごしている分には問題ないのだが、どうも寝ている間には自制心が掻き消え、違和感に対して思うがままに擦ってしまうようで、そのため朝起きたときがいちばん痛かった。こうなったら寝る際、喉を守るためにマスクを、目を守るために眼帯をして寝ようかな、と思ったが、それってどんな野戦病棟だよ、と思ってやめた。喉も目も、今はもう落ち着いた。乗り切った。
生理の貧困ということがいわれ、切実だなあと思う。ナプキン代、たかが数百円ともいうが、数百円が少し重たく思える財布の状況って、たしかにある。男にはないその出費は、女性に課せられたハンデのひとつであるに違いない。そしてこういう話のときに、どうしても思い出されるのは、岡村隆史のことだ。ポロっと出てしまったいちどの不適切な発言を、何度もほじくり返すんじゃない、それはイジメだ、とも思う。いつまでも失敗を許してあげない社会には問題がある、とも思う。そう思うし、彼がいま普通に芸能活動していることも別に構わないが、とはいえやっぱり、普通に考えて、NHKの子ども向け番組は、降板すべきだったろうと思う。それはイジメでもなんでもない、当たり前の制裁だ。あの発言をした人が、あの番組に変わらず出続けているのは、やっぱりどうも釈然としない。間違っていると思う。
10月もぼちぼちおしまいで、紅白歌合戦の司会も発表となり、そろそろ1年の締めくくりが意識される時期だが、僕のブログに関しても、ここで大事な発表をしておく。
毎年この時期は、11月23日、破皮狼感謝の日に発表となるcozy ripple新語・流行語大賞に向けて、この1年間で書かれたブログ記事を読み返し、フレーズをピックアップする作業に励むのだけど、今年はそれを一切していない。なぜか。今年はcozy ripple新語・流行語大賞の開催が見送られる運びとなったからだ。ここ半月ほど、30分ブログの発明によって気を吐いているが、年間という単位で見ると、今年は記事の投稿数があまりにも少なく、ここからノミネートにふさわしいフレーズを抜き出すのは不可能であると、運営本部は判断をした。よって第13回cozy ripple新語・流行語大賞は、2022年に2年分の記事を対象に行なう。期待してくれていたファンには申し訳ないが、来年は必ずや充実したボリュームでの開催を実現することを約束する所存なので、悪しからずご承知のほどをお願い申し上げる次第である。